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就活で成功するには

 大学生就活は切っても切り離せないものです。就活に成功し、 良い会社に入社するにはどうすればよいでしょうか。今回は就活を控えた大学生向けに、就活の極意を伝授します。

 就活は、将来の夢を語る場です

 就活には学歴も必要なのは確かです。しかし、学歴は前提であり、足切りの要件の1つに過ぎません。 コミュニケーション能力やGPAや就活マナーが重要だという人たちも多いですが、 それは就活の本質ではありません。

 就活の本質をとらえ、企業が学生に何を求めているか把握し、的確に就活をしましょう。 企業はいったい、学生に何を求めているのでしょうか。

 

企業は学生の「将来性」に投資する

 就活で企業が重視するのは学生の将来性です。 採用してすぐに利益を出せるわけではありません。数年後に会社に利益をもたらしてくれることを期待して、 学生を新卒で雇い、給料を払いながらサラリーマンに育てていくわけです。

 つまり、企業は学生の将来性に投資しているのです。企業にとって、投資先として有望な学生を選びたいものですね。 ところで、企業はどうやって学生の将来性をはかるのでしょうか。

 確かに学歴という指標は学生の将来性をはかるのにも有効ですし、上司に「この学生を二次面接に進ませようと思います」 と説明する際にも「この学生は東大生です」と言えば説得力があります。 しかし同世代の50%が大学に進学する時代ですから、もはや学歴は前提になりつつあります。

 ましてや就職氷河期以来、就職に強い大学は歴然としています。 旧帝大・旧官大・早慶上智・MARCH・関関同立といった大学群ですね。 もはやこういった大学でないと、有名企業・大手企業への就職は難しいでしょう。

 とはいえ、学歴があれば内定確実というわけではありません。 就職に強い大学に在籍していると、面接を受ける権利を得やすいのは確かです。 企業はロクにエントリーシート(履歴書)も読まずに面接に呼ぶのです。

 しかし結局のところ、面接ではハイスペック大学生同士で争うのです。 ただ学歴だけあっても、アピールできるところが学歴しかなければ、 面接で他のハイスペック就活生に内定を奪われてしまうのです。

 そこで重要なキーワードは就活の軸です。

 就活の軸とは、将来の夢のことですが、就活をする際に「どんな仕事をしたいか」 「どんな業界で働きたいか」「どんな会社で働きたいか」の判断基準となるものです。

 企業は、学生が将来の夢に向かってどれだけ頑張っているかを吟味して、学生を評価するのです。 面接で「将来の夢を実現するためにこの会社で働かなければならない」と主張する就活生に高得点を与えます。 本気で仕事に取り組んでくれる可能性が高いからです。

 ほとんどの就活生は、就活を始めるまでに自分の将来を考えたりはしていません。 将来の夢を考えないままただなんとなく「大企業に入りたい」とだけ思い、 大企業の面接を受けて次々に落ちるのです。

 就活では将来の夢を最初に考えることが重要です。

 

コミュニケーション能力やビジネスマナーは二の次、三の次

 就活将来の夢が重要であることを書いてきました。 では、巷でよく言われる「コミュニケーション能力」や「ビジネスマナー」などはどうなのでしょうか。 実は、これらの能力は就活では二の次、三の次です。

 コミュニケーション能力などとかっこよく言うから難しく聞こえるのですが、 実はこれは大した能力ではありません。面接官の質問内容に沿って答えることだけが求められます。 面接ではみんな自分をよく見せたいため、聞かれてもいないことを答えたりするのですが、 その余計なことを言わないことは確かに求められています。

 面接で「あなたの短所を教えてください」と言われた時、「短所は心配性なところです。しかし心配性なところは、裏を返せば長所です。 慎重に考えて判断することができるからです。」と答えると、コミュニケーション能力がないと思われてしまいます。 短所を聞かれているのに、長所を答えているからです。

 面接官の質問内容を正しく理解して、何を聞かれているのかを考えるだけでコミュニケーション能力はクリアです。

 「緊張してガチガチになるんだけどコミュ力がないって思われないかな?」と心配する必要はありません。 お客さんとの間で必要になる能力、例えばスラスラ話せる能力やビジネスマナーは、 入社してから鍛えるのでじゅうぶんです

 よく勘違いされるのが「しゃべりがうまい人が有利」というものですが、最初からできれば新入社員研修などいらないわけですね。 大学生基準で「しゃべれるやつ」であっても、社会人基準では「修行が必要だ」と判断されることが多いです。

 会社で教えられる最低限のマナーさえ身に付ければ、特にしゃべりがうまくなっていなくてもお客さんのところへ放り出されます。 というのも日本社会は若者にはけっこう寛容で、「新人か!まだまだだけど頑張れよ!」とお客さんも応援してくれるのです。 いきなり現場に放り出されることで新人は成長していくのです。

 そもそもしゃべりがうまい、しゃべりがへたな程度で法人の顧客は離れていきません。 取引関係があるということはモノやサービスとお金で両者にメリットがあるということですから、 たかだか新人が話しているときに噛んだ程度で何の影響もないのです。

 要は、最初からスラスラ話せるほどしゃべりがうまくても特に何のメリットもないのです。 だいたいの能力は就職してから鍛えられるものです。本当に必要なのは、「将来の夢」と「学歴」だけです。

 

就活に海外経験は不要

 就活というと、海外留学海外旅行などの海外経験が必要だという人たちがいます。 しかし、海外経験は就活の本質ではありません。ただ英語がしゃべれても、仕事ができなければ意味がありませんし、 会社になじめなければやはり意味がないのです。

 第一、就活生は「海外事業」に夢を持ち過ぎです。「海外進出」を魔法のように思っている人が多いです。 しかしよく考えてみましょう。そんなにおいしい市場があるならとっくに他の国の企業も参入しています。 世界中の消費者を相手にするということは、世界中の企業と戦うということです。

 国内で1位の会社が海外進出すると、ライバルはそれぞれの国の1位だらけです。 そんな中でどうやって戦うかを考えなければなりません。 英語ができればもうかるという問題ではないことがわかりますね。

 国内大会から世界大会にうつるようなものです。なんでもかんでも海外進出すればもうかるというものではありませんし、 国内も縮小傾向とはいえ1億人の市場があるわけです。就活生が海外海外言ったところで、 国内事業を無視するようでは本質が見えていませんし、「インドで就活すれば?」と言われたら答えようがありません。

 

就活のための大学生活は送るな

 就活を意識しすぎて英語を勉強してみたり、海外留学してみたり、 ビジネス系のサークルや就活サークルに参加してみたりする人が見受けられます。

 しかし、就活のために大学生活を送るのでは、なんのために大学に行っているのかわかりません。 大学生活は大学生活として大切にするべきです。そもそも、就活のために大学生活を送るようでは、 「将来の夢」を軸にしたエントリーシートを書き上げることができません。

 せっかくの大学生活を就活のために費やした上に、じゅうぶんなエントリーシートが書けずに終わるのでは、 本当に大学生活4年間を無駄にしてしまいます。「就活のために」何かをするのはやめましょう。

 その代わりに、将来の夢を考えて、将来の夢のために何かをしましょう。 お金持ちになりたい、権力者になりたい、あれが欲しい、これが欲しいなどいろいろあると思います。 それらを実現した上で何がしたいのかまで考え、そのためには何をする必要があるか考えましょう。

 できることからコツコツと行って、就活のころに振り返り、 「特にこれを頑張ったなあ」ということを「学生時代頑張ったこと」に書き、 会社で働かないと実現できないことを「志望動機」に書くのです。

 

エントリーシートの書き方

 就活ではエントリーシートと呼ばれる履歴書を書きます。 「余計なことを言わない」を「コミュニケーション能力」と言い換えたり、「履歴書」を「エントリーシート」と言い換えたり、 就活はカッコイイ言葉を使いたがりますね。

 エントリーシートのお題は以下のようなものです。

  • 住所・氏名・生年月日・学歴
  • 長所・短所
  • 趣味・特技
  • 学生時代頑張ったこと
  • 志望動機

 だいたいの企業のエントリーシートはこのような構成になっています。 住所・氏名などを除き、全ての項目に将来の夢を関連させて書きます。 エントリーシートは将来の夢を実現するサクセスストーリーを書く物語なのです。

 特に注意しなければならないのは、長所短所学生時代頑張ったこと志望動機です。 これらは必ず「将来の夢」と関連していなければなりません。

 長所短所は、夢に向かう自分の現在を正しく把握し、問題意識を持って長所を伸ばし、 短所を克服しようとしているかどうかが評価されます。 ただ単にいいところ、悪いところを書くのではありません。将来の夢を実現するにあたって有利な長所、不利な短所を書くのです。

 もちろん長所には「それを長所だと思ったエピソード」が必要で、短所には「短所を克服しようと頑張っていること」 が必要です。特に短所を短所のまま放っておいたり、「裏返しが長所です」などと正当化するのは危険です。 向上心がない証拠になってしまいます。

 学生時代頑張ったことは、夢に向かって今まで何をしてきたかという過去を評価されます。単に「部活を頑張った」「サークルを頑張った」 「研究を頑張った」「アルバイトを頑張った」というのではなく、「将来の夢を実現するために○○を頑張った」と述べるのです。

 ときどき就活のために海外留学を考える人が見受けられますが、海外留学は就活の本質ではありません。 「海外留学を頑張りました」と面接で言えば「すごいね」とは言われるでしょうが、「なんで頑張ろうと思ったの?」 と聞かれたらおしまいです。「就活のために頑張りました」などとは言えませんしね。

 志望動機は、夢に向かってこの会社で何をしたいかという未来を評価されます。 単に会社を褒めちぎればいいというものではありません。「シェアNo.1だから」「海外事業に成功しているから」「歴史があるから」などは、 将来の夢の実現と関係がない限り、志望動機に含めても意味がありません。

 「将来の夢を実現するために、この会社でこういう仕事をしなければならない」というのが、 志望動機の正しい書き方です。

 エントリーシートについてはMY就活ネットのエントリーシートの項目で詳しく説明しています。


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