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大学生活と人間関係

 大学生活の人間関係とはどのようなものでしょうか。 大学生活で関わる人たちの例を挙げてみました。

 

大学での人間関係

 大学では、同級生、教授の他、TA(Teaching Assistant)と呼ばれる大学院生と関わります。 友達の大半は大学での同級生です。TAとはそんなに仲良くなることはありません。 教授と仲良くなるのもゼミや研究室を通じてです。

 そして教授やTAとは、権力関係が希薄です。 教授やTAの言うとおりに勉強しなければ単位がもらえないだけで、 生活指導の先生が飛んでくるとか、謝罪させられるとか、そういったことはありません。

 もちろん友達とも権力関係はありませんので、人間関係は非常に楽です。

 

サークルの人間関係

 学部や一般教養などで作った友達に比べて、サークルの人間関係はややめんどくさいです。 講義を通じて作った友達がめんどくさければ、連絡を取らなければ人間関係は消滅します。 嫌なら切ってしまえばいいのです。

 しかしサークルはそういうわけにもいきません。 1人嫌いだからといってサークルを辞めてしまうと、その他大勢の人間関係を切ることになります。 嫌いな奴ばっかりという状態にでもならないとサークルは辞められないでしょう。

 また女の子を巡って人間関係が崩壊するサークルもあります。 恋多き女の子の奔放さによってサークルが崩壊する・・・という場合の、原因の女の子を「サークルクラッシャー」と呼びます。 いろんな男、いろんな女をつまみ食いするような人がいるとサークルも崩壊しやすいです。

 サークルでの経験のおかげで社内恋愛が流行らないのです。 別れた後が気まずい、付き合ってる途中でもすぐ噂が広まるからいやだ等、 狭い人間関係で男女関係を築くのは、人間関係崩壊の原因です。

 

アルバイトの人間関係

 アルバイトは大学生活における社会経験になります。 卒業後にそのような仕事をするわけではありませんが、 少し社会に触れるという意味では訓練になります。

 アルバイトでは店長と先輩、後輩などの人間関係が生まれます。 指揮命令権をもった店長と従業員の関係は、アルバイトでもしない限り体験できないでしょう。

 アルバイト先で仲良くできるかは、店長次第です。 所詮アルバイトなのに「経営者目線を持て!」のように正社員並みの労働を求めるような店長の下では、 なかなか人間関係を築くことはできません。

 しかし、仕事が忙しい、店長が嫌だなどの共通の敵がいると、店長以外の先輩、後輩とは仲良くなれます。 私も店長を嫌いな者同士で仲良くなり、いっせいに休みをとってレンタカーを借りてみんなで旅行にいくほどでした。

 大学とは違う経歴、人間関係、人生を持った人たちと出会える数少ないチャンスです。 いろんな考え方、生き方を知るためにもアルバイトの人間関係はなかなかいいものです。

 

学生寮の人間関係

 この上なく素晴らしいのが学生寮の人間関係です。 学生寮の人間関係は、部活でもありませんし、アルバイトでもありません。 サークルクラッシャーになりうる異性もいません。

 「仕事ができない間は先輩の身の回りの世話をしろ」のような慣習もありませんし、 同級生も大勢います。初めての一人暮らしでさみしい思いをすることもなく、 絶えず先輩や後輩、同級生という友達と遊べるのです。

 人間関係が活発な寮では毎日誰かと居酒屋へ行ったり、 ボウリングへ行ったり、カラオケに行ったり、単に寮で集まってしゃべっているだけということもあり、 サークルとは比べ物にならないほど人と仲良くなることができます。

 サークルはせいぜい夕方から夜にかけての関係でしかありませんが、 学生寮なら同じ屋根の下で暮らしているわけですから当然ですね。

 

大学生活の人間関係は楽?

 社会人がよく言うのは「大学の人間関係は、嫌になれば切ってしまうことができるから楽だ」 というものです。確かにアルバイトは辞めればいいですし、サークルも辞めるという手段があります。 学部や学科の友達はもっと切りやすいです。

 学生寮やゼミ、研究室の人間関係は簡単には切れませんし、諦めなければならないところもあります。 しかしどんなに長くても4年が限度です。社会人のように「こいつとあと40年も一緒に過ごさないといけないのか・・・」 というような絶望感はありません。

 確かに私も入社して何度も絶望したものです。 会社は世代が幅広いので価値観も異なりますし、人間関係にイライラすることは非常に多いです。

 かといって大学生活の人間関係が楽かというと、まったく違います。 「人間関係を楽にする」ことはできますが、最初から楽なわけではありません。

 楽な人間関係を構築するために最初に頑張らなければなりません。 大学生活の人間関係はお金の介在しない関係ですから、 最初に仲良くなるのが大変なのです。

 楽な人間関係は、「知らない人に話しかける」という行為によって構築されていきます。 この苦行を乗り越えてこそ、楽しい人間関係をつくっていけるのです。