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大学生活とアニメ

 大学生活にアニメはつきものです。 しかし大学生活を描いたアニメはあまり流行りません。 深夜アニメを観ているのは主に大学生であるにも関わらず、大学生活のアニメは人気がないのです。

 大学生活を描いたアニメといえば、パパの言うことを聞きなさい!げんしけんのだめカンタービレハチミツとクローバーがあります。 シュタインズゲートも大学生といえば大学生ですが、大学生活の話はほぼ出てきません。 主人公が大学で講義を受けて、研究室へ行ったり、サークルで活動する話は上の4つくらいでしょう。

 一般的に人は、過ぎた時間を美化しがちです。高校生の時は「中学校はよかったなあ」大学生の時は「高校はよかったなあ」と思いたがるのです。 しかし、大学が楽しすぎて、高校の思い出をあまり美化できないことがあるのです。

 高校では大学生活と比べて何が足りなかったかというと、恋愛だったり、心から信頼できる友達だったり、一緒にバカをやれる友達だったりでしょう。 高校時代を妄想するには、自分の経験では足りないのです。 そのため高校生活を描いたアニメは自分の思い出を補完して、楽しい高校生活を容易に想像できるツールなのです。

 一方で大学生活はアニメの力がなくても自分の思い出だけで満足できるものです。 「大学生活は楽しかったなあ」と思うのに、特に青春補完をする必要もないのです。 「大学時代にもっと勉強すればよかった」と言う人は多いですが、「もっと遊べばよかった」と言う人はあまりいないと思います。 十分に楽しい生活を送ってきたからです。

 社会人になると深夜アニメを観ている時間はなくなってきますし、 大学生活は自分の経験だけで十分満足できるものですので、「大学生活がこうだったらよかったのに」と思う必要がありません。 そのため大学生活を描いたアニメは流行らないのです。需要がないのです。

 

流行るアニメは中学生、高校生が主役

 ここ最近で流行した涼宮ハルヒの憂鬱けいおん!俺の妹がこんなに可愛いわけがないクラナドあの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 僕は友達が少ないはすべて高校生が主役です。どれも高校生活の青春を描いたものですね。 涼宮ハルヒの憂鬱は少し異色ですが、高校生活であることには変わりありません。

 ゆるゆり魔法少女まどか☆マギカは中学生ですね。 これらは特に恋愛モノではありませんが、萌え系に属するアニメだと思います。 まどマギは萌え系と見せかけて・・・というアニメではありますが。

 中学や高校は校則があったり、時間の拘束もあり、先生の指示に従わなければなりませんでした。 ホームルームや強制の部活、強制の文化祭、掃除の時間など、自由のきかない時間が長いのです。 高校生活ではやりたかったけどできなかったこと高校生にはできないことが多いです。

 それに比べて大学は自分で選んだ講義、ゼミにだけ出席すればよく、あとは自由なのです。 やりたいことはできますし、大学生にできないことなんて選挙に出ることくらいです。 束縛があってできなかったということはないのです。

 アニメの世界では学校の束縛がありませんので、高校生活や中学生活をやたら楽しく演出できるのです。 大学生活は元々自由で楽しいので、わざわざアニメにしたところでたいして変わらないのです。 自分が経験してきたことをそのままアニメにされても、思い出だけで十分なのでわざわざ観ないのです。

 のだめは特に流行った大学生活のアニメですが、普通の文系理系の大学ではなく、芸術大学です。 普通の大学や短大、高校を卒業した人は知らない世界ですので、楽しく演出することも可能です。

 パパの言うことを聞きなさい!は、身寄りのない親戚の子ども3人を大学生が引き取るというメチャクチャな設定 なので普通の大学生が経験するような大学生活ではありません。 そのためそこそこ流行ったのです。

 

大学生はアニメを観る

 大学生になると親から「早く寝ろ!」と言われることもなくなります。 深夜まで起きていても良いのです。翌日に1限をとっていなければ夜更かしも可能です。 しかし深夜でないとできないことというのはあまりありません。

 せいぜい深夜のテレビ番組を見れる程度です。 深夜のテレビ番組は何があるか?というと、アニメなのです。

 辛く厳しい大学受験から解放されると、悪いことをしたくなります。 「夜中まで起きて遊んでいる」という行為は受験生時代には考えられないことです。

 深夜まで起きている背徳感、勉強しないでアニメを観ている背徳感、「アニメなんてくだらない」という風潮からくる背徳感、 萌えアニメという背徳感が重なって、楽しく感じるのです。 こういったきっかけで深夜アニメを観始めてハマってしまう・・・なんてことはザラです。

 深夜にテレビをつけていれば自動的にアニメが流れますので、深夜アニメを観ている大学生は非常に多いです。 恥ずかしいからといって隠す人もいますが、大っぴらにする人もいます。 共通の話題ができて友達とアニメの話をして、ますます深夜アニメが楽しくなります。

 夜更かししがちな男子大学生がツイッターやフェイスブックでアニメの話をつぶやくので、 そのつぶやきをみている女子大生も影響されて深夜アニメを観たりします。 まどマギやけいおん!は典型的な男性向けアニメであるにも関わらず、女性のファンが多いのはこのためでしょう。

 

大学生おすすめアニメ

 ロリロリの萌えアニメは観る層が限られてきますが、エロゲー原作のアニメ(恋と選挙とチョコレート、kanon、シュタインズゲートなど)や、 ライトノベル原作のアニメ(僕は友達が少ない、ココロコネクト、とある魔術の禁書目録など)はリア充でも観ている人が多いです。 リア充はエロに関しては間に合ってますので、エロいアニメをわざわざ観ないのです。ストーリー重視です。

 エロゲーはストーリーなんてないものもありますが、アニメ化されるエロゲーはなぜエロゲーにしたのかわからないくらいストーリーが良いものです。 こればかりは不思議なのですが、アニメ化されるエロゲーは大変面白いのです。そしてアニメ版はエロシーンがありません。 健全な恋愛モノとして楽しめるのです。

 またライトノベルもエロなしです。全年齢対象のものは観やすいのです。 基本は小説ですので、ストーリー重視なのです。アニメ化しても話の筋道がしっかりしているので面白いものです。

 アニメは1~3月、4~6月、7~9月、10月~12月の4クールのうち、 たいていが1~2クールで放送されます。次のクールで放送されるアニメを事前に一覧にしてまとめてくれる人たちがいますので、 それを調べてどのアニメを観るか計画を立てるのも楽しいものです。

 2chなど掲示板で議論したり、友達と議論したりして観るアニメを決めていきます。 友達の中には原作をすでに読んでいる人、プレイしている人もいます。 「このアニメはたぶん面白いよ」という情報を交換するのもアニメの楽しみ方の一つですね。